日本はかなり暑いと聞きましたが、ここドイツは寒い!
太陽は出ていてありがたいものの、風が冷たくて、まだまだ半袖モードではありません。
実はこのまま秋になってしまうんでは?という年もあって、半袖を着ないで終わった夏があったのです。
ドイツは玉ねぎスタイル、レイヤードというのか、いつでも脱ぎ着できるというスタイルでないと風邪を引いたりしてしまいます。
こちらは北ドイツのリューネブルガーハイデという自然保護地域に属していて、エリカ街道なんて日本では呼ばれています。ピンクのはエリカという植物で、一面、ピンクになります。
元々荒野ですが、こういう色が一面広がり、ハイキングにはすごく適しています。

冬は逆に寒々しい景色になりますが、それでもハイキングする人、犬を連れて散歩する人たくさんきます。観光バスで全国からも来るんですよ、ドイツ人は歩くのが大好きですから。
ドイツは街に住んでいても、緑がたくさんあります。今は季節的に癒されるような溢れる緑がたくさん見れますし、馬や牛もたくさんいます。 そんな散歩道が10分ほどで現れたりします。
最近、残念ながら体重は落ちていませんが、毎日歩いています。この辺りは自然保護地域(広大です)の端っこの方にあって、どこかに行けば、こういう景色まではいかなくても、アクセスすることができます。
毎日、いろいろな考え事、思考の波にもまれたりして、頭の中を整理できない時、こうした景色を見ると、本当に「今ここ」しかなくなります。
頭の中は自然と整理され、一瞬で自分自身に戻ってこれるようなそんな気持ちになります。

少し前ですが、たんぽぽが一面に咲いている場所がこうなって、綿帽子がポワポワと飛んでいました。こんな景色を見たら、悩みも、悩んでいたことですら、忘れてしまう、そしてまた、自分に戻ってこれて、リセットされて家に戻れます。
悩んでいたのも自分、怒っていたのも自分、ここに来て忘れちゃって、わーきれい!ってポーっとなって家に帰るのも全部自分。
そしてお腹すいた〜とすべて忘れて家に帰り着くのです。
最後にリューネブルガーハイデで有名な羊飼いの様子。ここにしかいない、ハイデシュヌッケンという種類の羊です。近所にそれをいただくレストランも有名ですが、、、美味しいそうですよ。
私は食べませんが。
