ドイツには、DSDSという、オーディション番組があります。
「ドイツはスーパースターを探す」というような訳になります。
その番組は歌がうまくて、将来スーパースターになれるような人材を探しているのです。
この番組に参加する人は、日本的なかわいいアイドルっぽい人達ではありません。
ヨーロッパのドイツ国外から参加する人もいますし、30歳くらいまでの男女、お化粧した男性、ジェンダーなども全く問いません。
日本でいう、演歌の人もいれば、ポップも、クラッシックの人もいるという感じです。
そして今の人生状況がどんなでも、スーパースターになりたい人達が応募します。
かわいくて、痩せてて、カッコよくて、、、そういう見た目に関係なく、テレビにでています。
かっこよくても、かわいいだけでもだめなのです。
日本と違うことはいろいろあります、タトゥーがたくさんあっても、テレビには出ています。
日本だったら絶対ありませんが、若い男性の審査員も腕に、身体にありますし、ジャッジされることがそういう事ではない、ということなのです。
ということは、見えるだけの事だけでは、ジャッジされないという事なのかもしれません。
審査員は3人です。現在4人ですが、何か人種で不適切なことを発言してしまったそうです。
日本であればその人の部分を完全カットして放送するでしょうが、その人の部分はぼかしです。
なぜなら、審査員は4人で、4つのJAが出たらパーフェクトですが、3つでも先に進めます。
(ドイツ語でイエス、ヤーと発音しますが、ヤーを3つもらわないと次に進めないからです)
彼のヤーがあって合格の場合もありますので、完全に削除することはできないのでしょう。
前科のある若者もでていましたよ、少しかわっていたのですが、きっと歌がうまかったら合格していたでしょうか?
でも、前科があるかどうかは別として、彼自身の人生に向き合う姿勢、態度はちょっと?でしたので、もしかしたらうまくても審査員はOKをださなかったかもしれません。
私の見解ですと、自分をしっかり持っている人、そして審査員に、自分のしていることに、真摯に向きあう、そんな人は、歌が少々?でも、ちゃんとみてもらえます。
そして、自分の人生にどんなことがあっても前向きに生きている人に公平に、審査員はとてもやさしい気がします。
そこもちゃんとみてくれているような気がします。
私たち一人ひとりが、自分自身に真摯に向き合う姿勢。
それを大いなる存在は(これは神様だろうが、仏様と思う人や、なんでもいいのですが)いつも
その人の生きざまを見ていることでしょう。
何かに気がつき、意識しはじめたら、きっと、自分の人生に向き合うことを教えてくれると思います。
その気づきの第一歩は、リコネクティブ・ヒーリングなのです。