2021年も終わりに近くなってきました。
いろいろな事があった年のような気がします。
私はいつものように、駅にあるショッピングモールのスーパーで買い物をしに自転車で
出かけました。
東海道線沿線に住んでいると、南側と北側を線路が分断するので、なるべく近道をしようとみんな裏道を通って、小さな線路を通って反対側に行きます。
その日も、いつも通る道を走り、(結局みんな同じような道を選ぶ)細い道をくいっと曲がっていきました。
車が来たら自転車はなるべく端によって道を譲るか、車がお先へどうぞと待っていて先に行かせてくれるかどっちかです。
その日、私の前に少し年上らしき男性がいて、その後ろに私がいました。
車の人は、どうしても先に行きたかったのでしょう、ぐいぐい入ってきました。
自転車は通れないわけではないですが、やはりぎりぎり。
自転車の男性は、車の人に何か言っています。
車を運転している男性は、窓を開けて、この道一方通行でしたか?と申し訳なさそうに聞きました。
自転車の男性は、どうやら、ちょっと待っていて道を譲ればいいじゃないかというようなことを言っていました。(でも車の人が窓を開ける前です)
車の人は窓を開けて聞こうとしたのですが、自転車の男性は口を閉じてしまいました。
車の人は一体何だったんだろうという顔をして、通りすぎました。
自転車の男性は車が通りすぎた後、「いったいなんて日だ!バカ!」と言ったんです。
その事自体、車の人がすごく横暴な言い方で話したわけではなかったので、譲らなかったのが気に食わなかったのかもしれないです。
きっと家で、すでに何かあったのか、もともと嫌な事があったのかもしれません。
機嫌が悪かったのでそのことに出くわした、という流れだったかもしれません。
毎日起こる出来事は、いろいろあり、時に気分を害するようなこともあります。
いくら気持ち次第だよ、と言われても腹が立ち、我慢できない事もあります。
その男性は、面と向かって文句を言ったらいけないと思ったのだと思います。
だからきっと窓を開けた時に何も言わず、車が通り去ったあと言ったんだと思います。
なんて日だ、バカ!を言ったから、胸がすっとしたかもしれませんね。
譲り合いをすると、自然と笑顔になります。
腹が立った時ほど、どうぞどうぞと言って行動してみようかなと思っています。
腹が立つのも自分で、人間だから毎日気分が上がったり下がったり。
何で腹が立つのかな?と自分を観察してみるのもいいかなと思います。
あの、なんて日だ!バカ!という言葉は、逆に私には笑顔になれた日で、なんかあったら、その日を思い出したりしたいなと思いますー!
今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします❣