今毎日見聞きする事は、わるい事もいい事もあります。
テレビなどに振り回されたくない気持ちもあれば、一体今どうなっているかも知りたいのが本音です。
しかし、ずっと見ていると、本物の情報に行きつかないこともあります。
情報に触れていないと不安になったりするのですが、結局疲れてきます。
心優しい素敵な記事を読んだりすると、穏やかな気持ちになります。
でも、今自分に必要なものは、人間の内側を知ったりすること。
向き合うこと。
最近毎日少しづつ見ているのが、Netflixのルポールドラァグレースというシリーズです。
最終的にクイーンを選びます。
司会のルポールはすごく美しく、この世界では有名な女性(男性)で、私がこの人の存在を最初に知ったのはエルトンジョンのヒット曲「Don’t go greakin’ my heart」でした。
この人は俳優であり、モデル、歌も歌うし、なんでもこなすのです。
このショーの何が惹かれたかというと、毎回挑戦者同士がライバイだと感じると、悪口や陰口を言ったりしますが、それでも大きなルポールの大きな愛に導かれて、その人達が人間として成長していきます。
もちろん、彼らのセンスも審査員のアドバイスを聞き毎回上がっていきます。
アドバイスを素直に聞く人は成長と比例しています。
人間味や愛に溢れたルポールのアドバイスで自分で築いている壁や鎧を取り外していきます。
私たちは本当に常に自分を守ろうとしています。
高く高く壁を築き、自分を世間の悪くいう人達から守ります。
でも、このリアリティショーの中でもそうですが、そう言われている、と被害妄想する人もたくさんいます。
私たちは完璧で生まれているんだから、とショーの中で言ったりすることもありました。
衣装の凄さも面白いですが、みなゲイであることや女装が家族に認められなかったり、学校でいじめにあったり、いろんなたくさんの苦悩を抱えている事がわかります。
なので、笑い、涙あり、衣装の素晴らしさ、アイデア、歌や踊りの他、本当にこの挑戦者達の成長を見守る側の視聴者になるのです。
私の友人にもゲイの人がいますが、アメリカで結婚して、日本にいるのですが、日本ではまだ肩身が狭く、言えないと言っていました。
たとえばドイツではあまりそれを隠さないので、街中でそういうカップルなどもよく見るし、オープンと言えます。
日本ではまだよくわかりませんが、私たちがどんな自分であっても、1人の人間であるのです。
今あるのはシーズン11までですが、1シーズンには14話くらいありますので、結構私はコロナで自粛の時間をルポールに使っていてびっくりしました。
夫はなんでそれをみるの?またそれ?と不思議がっていますが、これはショーなんですけれど、人情ドラマなのです。
みな外見も洗練されていき、中身も蝶のように変身していきます。
時に激しく言い争い、時に仲直りして、最終的には優勝するのが目的なんですから、バチバチと戦います。
この見ている世界はある意味人生の縮図でもあるかもしれません。
本当に共感できるのです。
自分の内側をいやでも見さされ、そこをきちんと見た人がトップに上がっていきます。
自分の内側に向き合うのです。
自分を愛せない人が誰かを愛せるか、というのがルポールのショーの終わりに出てきますが、本当に自分を見てみようと思う人が、勝者の域に入っていき、そこで、自分の感性との融合と出会います。
シーズン1から見てきましたが、あと1シーズンしか残っていないので、これが終わる頃、私はルポールロスになっていると思います。
誰でもダークな部分や暗闇と向き合っています、そういう人を見るときっと何かが反応して、自分自身と重なってしまうのかなと思います。
今の私はリコネクティブ・ヒーリングでとても心が平静でいられる日が送れるようになりました。
私たちが持っているストーリーはそれぞれ違うけれども、それをシェアして、肩の荷が下りたり、
知ってもらうことにより、自由を感じるかもしれません。
人生のどんな場面でもリコネクティブ・ヒーリング状態で存在していると、最終的に本当に穏やかに、起こっている事が、ただみる事ができるようになっていくのです。