ドイツの義母が何年か前の夏、スイカのスープを作ってくれました。
スイカ?スープ?
日本の食材では結びつかない組み合わせ。
今日それを思い出し、買い物にいきましたが、スイカのことをすっかり忘れて、ビーツが目にはいりました。
ドイツではお昼ご飯に温かいものを食べる習慣があります。(料理したもの)
お仕事をしている人は、夕飯にあたたかなものを作る人もいます。それぞれの家庭で違いますが、うちは、だいたいお昼。
では夕飯は何を食べるかというと、夕飯はいろいろな種類のハムやチーズなどと、パンです。
これは冷たい夕食と言われますが、朝と夕飯はそんな感じなのです。
主婦にとっては、時間を料理にずっと使う必要がないので、私は夕飯に軽いパン食はありがたいです。おなかにももたれません。(夫もこれには全く文句をいいません 笑)
温かい食事とは、日本食にあるような、何皿も出たり、ご飯とお味噌汁、種のものという感じではなく、肉や魚、と野菜です。
だいたい肉や魚にはソースがついています。
義母は私たちがくると頑張りますが、実は私の作るお寿司や、和食が大好きです。
そして時に、スープが昼ご飯の時もあります。
あれは暑い夏でしたが、今日はスイカのスープだよというので、えー、甘いのかな?とおもっていたのですが、確かに少し甘いですがおいしかったのです。
スイカと基本ヨーグルト。
種はとってから、ヨーグルトとバーミックスやミキサーでまぜるだけなのです。
スイカときゅうりを少しいれることもできます。
でも夏の身体にぴったり、身体を冷やす材料ですね。
今日のビーツのスープですが、それと全く作り方は同じです。
ビーツをゆで、ヨーグルト1パック、きゅうりをきざみ、少しのディル、塩コショウ。
ミキサーにかけ、お好みで豆乳や牛乳をいれて、濃さを調整。
それだけです。
これをキュウリのスープとして、ビーツのかわり、野菜ならなんでもできそうですね。
ビーツのばあいはショッキングピンクで、ヨーグルトの白がまざり、きれいなピンクになります。
トッピングにキュウリや、セロリや、ディルがあれば、塩、コショウなどとすれば、見栄えもとてもいいです。
この色と、添加物も何もない、身体がきもちいいーと言ってくれそうなそんな今日の夕食でした。
最近は暑くてあんまり動かない身体も、なんだか元気になった気がしました。
ちなみに、ブルガリア人のお友達が教えてくれた、ヨーグルトの水抜きしたものと、ディルを刻んだものを混ぜ、塩コショウ、もしくは、少しコンソメの粉を入れるだけでおいしいディップになります。
パンにつけたり、ドレッシングとして、野菜のディップにも。
食べることって本当にうれしいですね。
楽しくなります!