ドイツはずっと雨続き。
そして私はクリスマスすぎからずっと風邪。
太陽がなかなか出ないので、身体の免疫力が落ちているのがわかります。
気持ちも暗くなったり、前向きになれなかったり。
今日は久々に太陽も出て、たくさん歩いて、田んぼのほうに行きました。
田んぼといっても、きっとここには野菜が植えられるような場所ですが、このまわりをたくさん歩くことができます。
久々に晴れたので、人も犬もたくさん歩いていました。
犬は飼い主がなげる木の棒を何回も何回もせがんで、遊んでいました。
そこには笑顔。
貴重な太陽、生きている生命が本当に必要としている光。
人はたくさんいますが、静かです。
広いので混みあってはいません。
いるのは自分たちだけ、そんな感じです。
目をつぶって、腕を開いて、太陽をたくさん浴びて~としたいくらいな心地よさ。
前にも出した例かもしれませんが、エックハルトトールさんの本の中に、池の表面は時に、雨や風で波ができたり、雨が落ち、水面が荒れる事があります。
でも、池の奥底は何が表面で起きようが、静かなのです。
底はいつもと変わらない静けさ。
それと同じで、人間の心は表面は何かがあって荒れていても、奥底は静寂がある。
そこに戻ってくる事、それがリコネクティブヒーリングの日常です。
人生で何があったとしても、そこにはもどってこれる場所があるのです。
その場所があることが幸せでもあり、それを本当は私たちは知っている、ということです。
その場所が本来の私たちの場所であり、静かで穏やかな場所なのです。
時にその場所を忘れてしまっていて、苦しい事があります。
しかし、今日何かがあなたにあったとしても、奥底にある静寂を思い出せば、きっとまた日常に戻れるのです。
そして、今日はこんなことを感じた、こうだったと観察したり、確認することで、私達はまた一歩、前進していけるのです。
今日のこんな私は嫌だとか、ただうれしいと感じる事、何でも一歩下がって、自分の背中を見ているように観察してみてください。
あ~喜んでいるな、悲しいな、怒っているなと。
今日はこの太陽の光が穏やかで、心地よくて、私はここに在る、その瞬間をとても
実感して、楽しんで、心が喜んだ、そんな散歩になりました。