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一人一人違うのです

もうすぐおひな祭り。

私の祖父は明治生まれでしたがモダンな事が好きな人でした。

それで当時ガラスケースに入ったわりと大きなお雛様でしたし、五人囃子まではいた記憶はあります。どうしてもっとすごい段々になっていて、赤い布を敷き詰めたものを買ってくれなかったのかと子供の頃言った記憶があります。

そのお雛様よりも、お雛様の髪飾りや、菱餅などの飾りがとっても好きでした。今思うととてもよくできていたものかと思います。それらをいつも内緒で手にとり、遊んでいました。

残念ながらそれを出した記憶は、大人になってあまりありません。

幼稚園の時、お雛様を書いて下さいと先生が言いました。私は髪飾りや菱餅などの飾り物に興味があったせいか、全体像をすっかり忘れていました。

子供心に、まずい、書けないと思いました。

菱餅の形は思い出しても、全体像が欠けません。

そしてついに、涙まで出て来て、どうしようもなくなりました。

先生が、お隣さんを見てごらんなさい、と言われはじめて人の書くものをちらっと見ました。

それでもピンとこない私は、なんとなくお雛様をぼやぼやに書きましたが、菱餅をメインに書いたように思います。

 

今思うと、人それぞれのお雛様があり、形も顔も違います。違ってよかったのです。

菱餅を書いた私も、間違ってはいませんでした。

 

今は、違って当たり前、いいんだよって言えます。

それぞれの個性、そしてハートの中に浮かんだものが事実ですね。

 

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